池上本門寺を読む

短歌・俳句

『池上誌』に投稿された短歌・俳句をご紹介します

短歌 選者 清水麻利子

金色に輝く銀杏正覚寺
良き日に出会う光の参道
菊地 蓮子
初冬なる孫の新居に招かれし
頑張ったねと手を取りあいて
辻井 良枝
人はみないずれ別れる時もあり
逝く人侘し東方の路
瀧口 陽耕
歳の暮れ訃報の数の多けれど
友の命の達者を祈る
瀧口 陽耕
目標は自己肯定と定めたり
後期高齢目前にして
小林みよ子
夕暮れの空はいっぱいあかね色
出番を待ってる上弦の月
髙橋 初枝
我が国に女性総理の生れけり
スマイル消えぬ治世を祈る
木下 洋子
大笑いするごと口開け歯間ブラシ
しおれば又もひと日終われり
秋本 和子

俳句 選者 能村研三

東京の雀と遊ぶ一茶の忌
菊地 光子
ぬた場には神の踏み跡野水仙
小形 博子
祝箸三十五年名入れ役
酒井 智章
おたがひに病の自慢日向ぼこ
石川 笙児
光陰は戻るを知らず冬銀河
峰崎 成規
冬虹に触れんばかりの決勝打
古居 芳恵
十二月日毎に時の早くなり
伊藤よし江
寒雷や闇にうごめく日本海
阿部眞佐朗
役者名の熊手は予約一の酉
関根 瑶華
赤べこの首振る主張日短
岩波 博庸
寒稽古鼻膨らませスクワット
池田 勝
鈴の緒に気力を授け儺追風
佐藤 浩章

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