池上本門寺を読む
短歌・俳句
『池上誌』に投稿された短歌・俳句をご紹介します
短歌 選者 清水麻利子
朝霧の森の石段歩みたり
見なれし木立は静寂の中
見なれし木立は静寂の中
菊地 蓮子
年あけて数え年また一つふえ
頑張るつもり九十五歳
頑張るつもり九十五歳
富田 朝子
父と子のはしゃぎし声を懐かしく
窓あけて聞く雪つもる朝
窓あけて聞く雪つもる朝
小林みよ子
漸うと東の空明るみて
林の中に朝影届く
林の中に朝影届く
秋山 典子
銀色の辺野古の浜と海は消え
容赦なく基地の建設重機
容赦なく基地の建設重機
秋山 典子
週に一度リハビリの日は老齢の
仲間揃うか安否気になる
仲間揃うか安否気になる
馬場はじめ
音楽に合はせ体操する六時
終る頃には明るくなりぬ
終る頃には明るくなりぬ
水野 博子
半年ぶり若き友とのおしゃべりは
娘と違ひ若やぐ気のす
娘と違ひ若やぐ気のす
水野 博子
俳句 選者 能村研三
僧の打つ切り火洗心初開帳
酒井 智章
林立の帆柱の生む虎落笛
石川 笙児
花柄の切手を選りて寒の底
菊地 光子
御降りに濡れて名の浮く力石
峰崎 成規
煽られつ波より生まる冬鴎
小形 博子
近道のはずが境内御命講
古居 芳恵
寒林や鼓動をしかと枝先に
伊藤よし江
初釜に初心を試す気概あり
阿部眞佐朗
凍滝の水音かすかにありにけり
関根 瑶華
仏塔を囲む卒塔婆や初日影
岩波 博庸
天空に腕を返し筆始
池田 勝
根深汁母の情けをなみなみと
佐藤 浩章
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