池上本門寺を知る
年間行事
ここでは池上本門寺の定例年間行事を見ることが出来ます。新しい行事やイベントなどは、「お知らせ」「今後の予定」をご覧下さい。
定期的な行事
毎月
- 第2土曜日 唱題行入門の会 16:30~17:30
- 日常で汚れた心を清める、心安らぐ唱題行を通じて、お釈迦様・菩薩様のお慈悲の心に照らされましょう。 何か修行をはじめてみたいという方に最適な会です。詳しくはこちらの「唱題行入門の会」をご覧下さい。
- 第4金曜日 法話と唱題行の会 17:30~19:00
- 大堂にて「法話と唱題行の会」を菅野貫首様指導の下に行っております。唱題行の前には毎回、若い僧侶による法話と貫首様の講評もあります。詳しくはこちらの「法話と唱題行の会」をご覧下さい。
- 最終日曜日 法話と写経の会
- どなたでもご参加戴けます。午前9時より開始 写経終了後に納経法要。詳しくはこちらの「法話と写経の会」をご覧下さい。
※諸般の事由により行事等は変更される場合があります。詳しくは「今後の行事」でお確かめ下さい。
月ごとの行事
2月の行事
- 2月15日 釈尊涅槃会
- 今からおよそ2400年前の紀元前383年(紀元前386・同486等の諸説あり)の2月15日、お釈迦様は北インドのネパールとの国境に近いクシナガラという町で、80歳をもって涅槃に入られた。
涅槃とは、インドの言葉の「ニルヴァーナ」の音訳で、もとの意味は「火が吹き消された状態」を差すといい、人間の心の中にある煩悩の火が消えた状態が涅槃の境地であり、死を意味する言葉ではなかったが、転じて「煩悩を消滅し悟りを開かれたお釈迦様の死に限り涅槃」と言うようになったという。
病をおして伝道を続けられたお釈迦様は、死期の近いことをさとり、沙羅双樹のもとに横になり、涅槃に入られたが、このとき、お釈迦様との別れを惜しむ52類(人間はもとより、鳥、虫、獣、諸天諸神等)の生類が参集して悲しみにつつまれた、と仏伝は伝えている。
本門寺では、本殿に「釈尊涅槃図」をまつり、本門寺役課・学僧・参拝者一同、お釈迦様の涅槃を想い、法華経・御題目を唱和、信行会が和讃を奉じ、お釈迦様の大恩に感謝します。
5月の行事
- GW期間 植木市
- 毎年恒例となっている本門寺の千部会に合わせて開かれる植木市。 本門寺境内、五重塔前の道路に、花屋さんや露店が出て賑わいます。
- 5月12日 伊豆法難会
- 日蓮聖人があわれた松葉ヶ谷法難ののち、焼き討ちにあった草庵は信者の力で再興され、日蓮聖人はそれまで以上に他の教えの間違いを問い正しました。これを良く思わない幕府は、弘長元年(1261)5月12日、聖人を捕らえ由比ヶ浜から伊豆の伊東へと流したのでした。
この法難を「伊豆法難」といい、本門寺では毎年5月12日午前11時より大堂に於いて聖人を偲び、報恩の法要を行っています。
8月の行事
- 8月27日 松葉谷法難会
- 日蓮聖人が『立正安国論』を幕府に献上し、法華経信仰を勧めたところ幕府はこれを無視し、ついには日蓮聖人に反感を持つ大勢の暴徒によって松葉ヶ谷(鎌倉)にあるご草庵を焼き討ちにあわせました。
本門寺では日蓮聖人の徳を偲んで、毎年8月27日午前11時から大堂に於いてこの松葉ヶ谷法難会を行っています。
9月の行事
- 9月12日 龍口法難会
- 文永8年(1271)9月12日、讒言により幕府に逮捕された日蓮聖人は、龍口処刑場へと引き立てられました。諸天善神の加護により難を免れた聖人を偲び、報恩の法要を大堂にて11時より営みます。
この法難は、「刀尋段段壊」(法華経の行者には刀が折れて通じない)と、七難を免れる功徳を実証した現象として伝えられています。
10月の行事
- 10月11日~13日 お会式(12日夜・万灯練供養)
- 全国各地で日蓮聖人がお亡くなりになられた10月13日を中心に御会式が営まれていますが、御入滅の霊跡である池上本門寺の御会式がもっとも盛大に行われており、特に12日晩の御逮夜に繰り出される万灯練り行列には30万人の参拝者が本門寺を訪れ、聖人に報恩の誠を捧げます。
11日午前11時から歴代先師聖人並びに池上法類・池上護山会先師報恩法要が、午後2時より納経十種供養式法要が営まれます。
12日午前10時から宗祖御更衣法要が営まれ、聖人の御衣を夏物から冬物の御衣にあらためます。午後2時からの宗祖報恩御逮夜法要には全国から集まった大勢の参詣者や団参で大堂が埋め尽くされます。午後6時、池上徳持会舘から本門寺までの約2キロにわたって百数十講中、総勢約三千人もの万灯練り行列が池上の町を練り歩き、深夜にいたるまで賑やかな一日となります。
13日午前8時、御正当報恩法要(臨滅度時法要)では聖人入滅時に六老僧日昭聖人が打たれた臨滅度時の鐘にならい、貫首の手により静かにそして厳かに鐘が打ち鳴らされます。
11月の行事
- 10月下旬~11月末 七五三発育円満祈願
- 七五三は、子供たちにとって人生で最初の晴れ姿。本門寺では心をこめて発育円満を祈願いたします。
祈願料5000円 お守り・千歳飴授与
また朗峰会館ではオリジナル七五三プランもございます。朗峰会館「オリジナル七五三プラン」についてはこちらをご覧下さい。
- 11月11日 小松原法難会
- 文永元年(1264)11月11日に日蓮聖人は安房の小松原の地で地頭東条景信の待ち伏せを受けて襲われました。この時に弟子の鏡忍房と信徒の工藤吉隆が討死し、聖人自らも刃傷を頭に負われ、九死に一生を得ました。聖人は、この法難を経て着々と法華経の現文を身に読み弛みのない法華経の行者の自覚を得たと考えられます。
本門寺では11月11日午前11時より聖人の法難を偲び、報恩の法要を大堂にて営みます。
※諸般の事由により行事の日程等が変更される場合があります。詳しくは「今後の行事」でお確かめ下さい。