短歌・俳句(過去の投稿 2019/07)
このページは、池上本門寺『池上誌』に投稿された過去の短歌と俳句です。最新の投稿はこちらの池上本門寺 短歌・俳句をご覧下さい
短歌 選者 山中登久子
パンジーは種を残して春終わる
土をやさしく衣がえせり
土をやさしく衣がえせり
奥 貞子
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かかる事あると思わず卒寿われは
癒ゆる当てなき夫を介護す
癒ゆる当てなき夫を介護す
吉野 芳子
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夏いまだし花火の音をスタートに
夜のあけるまで走りたき思い
夜のあけるまで走りたき思い
五戸 将弘
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平成の万朶のさくら散り果てて
令和元年五月葉桜
令和元年五月葉桜
飛田 正勝
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あせび咲く庭に令和とうあたらしき
年号を聞く穏やかな良き日
年号を聞く穏やかな良き日
千葉 瓊子
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しっとりと五月の雨に咲き香る
ねむの木の庭令和の薔薇は
ねむの木の庭令和の薔薇は
菊地 蓮子
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久に読む防人の詠みし相聞歌
万葉人の愛の深さよ
万葉人の愛の深さよ
菅谷 妙進
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俳句 選者 能村研三
しがらみを一つ解きて更衣
酒井 智章
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磨かれて売らるる牛や麦の秋
石川 笙児
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文房具選ぶ老舗の夕薄暑
阿部眞佐朗
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隧道を通る五月の風を背に
菊地 光子
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風光る子のこゑきらり河川敷
飛田 正勝
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桜蘂降る夫の知らざる刻重ね
山室伊津子
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楊貴妃の踊るがごとく牡丹園
杵鞭 勝彦
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