池上本門寺を読む

短歌・俳句

『池上誌』に投稿された短歌・俳句をご紹介します
※短歌担当の山中登久子先生のご都合で、短歌の掲載はしばらくの間お休みとさせていただきます(2019/11)

俳句 選者 能村研三

数秒の差に沸くリレー天高し
古居 芳恵
蔓引けばいとこはとこや烏瓜
石川 笙児
玄米に慣れし吾あり鰯雲
阿部真佐朗
爽やかや伊八の彫りの省きなし
須山 登
咆哮のごとき倒木の杉また香る
稗田 寿明
鯨割く潮けむり濃き和田の浦
小形 博子
錆鮎やどつと夕暮せまりたる
栗坪 和子
松手入れ松には松のこころざし
山室伊津子
山頂は星の海原虫すだく
永尾 春巳
川底の石のまろさや涼新た
菊地 光子
花火果つ一湾の空便使ひ切り
伊藤よし江
検査日の絶食といふ爽気かな
川高郷之助
リフトから花野の空へ手を拡げ
種山 啓子
金木犀の香り運ぶやや風の道
辻井 良枝
廃屋の軒に風鈴秋の風
今里 隆
あたたかな心を伝える赤い羽根
椎名 恵和
桐一葉落ちない内に先ず一杯
増島 淳徳

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