池上朗子合唱団
第五十回定期演奏会

 池上本門寺が育成する朗子クラブ所属の池上朗子合唱団が、7月21日(日)、立正大学品川キャンパス石橋湛山記念講堂に温かな歌声が響き渡らせました。第五十回目の定期演奏会が開催され、仏讃歌の荘厳な調べから始まり、民謡やオペラ「ヘンゼルとグレーテル」など、幅広いレパートリーで聴衆を魅了しました。特に、昭和四十三年発足当時の第一期生から本年四月に卒団したばかりのOGが一同に会し、深みのある歌声を響かせ、時を超えた感動を呼び起こしました。挨拶に立った菅野日彰貫首は、「本門寺が続く限り、合唱団の活動を続けてもらい、感動をひろめてください」と力強いメッセージを送りました。
 今回が団員として最後の演奏となる真鍋千和さんと小森瑛水さんがソロえお披露し、会場全体を包み込むような温かさと力強さで、聴衆の心を揺さぶりました。惜しみない拍手の中、五十回目の演奏会は幕を閉じました。
 池上朗子合唱団は団員を募集しております。対象は年中から高校三年生までです。ご興味のある方は池上本門寺布教部までお問い合わせ下さい。(電話:03-5700-3151)

  頭痛封じのご祈祷
ほうろく加持

 7月24日(水)長栄堂において「ほうろく加持」が行われました。
 毎年土用の丑の日に営まれる「ほうろく加持」とは頭痛封じを祈る日蓮宗独自の加持祈祷で、生まれ年を記入した頭痛封じの御守りを頭上に載せ、さらにその上からお盆の迎え火などで使用される素焼きの「ほうろく皿」をかぶせ、「もぐさ」のお灸を据えます。もぐさが徐々に燃え広がり、ほうろく皿を通じて頭を熱していきます。ここに特別な加持祈祷を行って頭痛封じを祈ります。
 当日は全国的猛暑日となりました。僧侶の力強い読経が堂内に響き渡り、参列者は一心に祈りを捧げていました。

  大森蒲田仏教会主催
盆供養追悼会

 8月4日(日)の午前11時より、大森蒲田仏教会主催の盆供養追悼会が本殿にて営まれました。菅野日彰貫首が大導師を務められ、鈴木晶雅大田区区長、大森蒲田仏教会役員、戦没者遺族会が参列しました。
 法要中、菅野貫首はご宝前にて戦没者の慰霊のための表白文を読み上げると共に、相次ぐ災害や疫病、今も尚続く戦争の犠牲者の御霊に回向を捧げました。また鈴木大田区長が追悼の言葉を読み上げ、戦没者の慰霊と共に今日の日本を築き上げてくれた先人へ感謝を捧げました。

  ご先祖の御魂に回向する
み魂まつり法要/納涼盆踊り大会

 8月4日(日)午後6時より、大堂に於いて木内隆志執事長導師のもと、み霊まつり法要が営まれました。
 小さな経木塔婆(きょうぎとうば)に先祖代々や思いを寄せる亡き方のお戒名を書き記し、大堂の日蓮聖人の御前にお祀りしてご回向を捧げました。参列者の方々は夕日に染まる堂内で読経の声に耳を傾けていました。
 そして4日(日)・5日(月)の両日にわたり、午後7時より大堂前特設会場において、恒例の納涼盆踊り大会が賑やかに開催されました。大堂前に特設舞台が設けられ、提灯の明かりと夜店のあかりが幻想的な雰囲気を演出していました。太鼓の力強い音が夜空に響き、訪れた人々はご先祖様のみ魂と共に盆踊りを楽しみました。

  涼やかな音色を
五〇〇個の風鈴の音を聴く

 6月30日(日)から7月20日(土)にかけて、此経難持坂から日蓮聖人像周辺を会場に、南部鉄器製の風鈴約500個が吊され、夏のそよ風に乗せて、涼やかな音色を響かせました。

  ご苦労様でした
7月の団体参拝

  • 19日 青森県 受源院 9名
  • 22日 千葉県北部青年会修養道場 50名