よろこびいっぱい
春まつり

 四月一日(土)、二日(日)の二日間にわたり「池上本門寺春まつり」が開催されました。本年はコロナ禍以降久しぶりの開催となり、大勢の参詣者が訪れ盛況となりました。
 一日の午後一時より、木内隆志執事長導師のもと五重塔にて平和祈願法要が営まれました。桜吹雪が舞い散る中、木遣りに先導された修法師たちは、式中に参列者へ向けて加持祈祷を行いました。
 二日の午後一時から花まつりパレードが行われ、朗子クラブ・池上スポーツクラブ・花の精の子供達が徳持会館から本殿までを練り歩きました。二時から本殿で菅野日彰貫首導師のもと、お釈迦様の誕生を祝う花まつり法要が営まれ、子供達が参列し、お釈迦様へ献灯献花を捧げるなどして報恩感謝を祈りました。法要後には花まつりコンサートが開催され、法要で聖歌隊として出仕した池上朗子合唱団による演奏が披露されました。
 両日にわたり五重塔特別開帳が行われ、五重塔お守りと特別御朱印を求める人で長蛇の列ができていました。

  次世代へ伝えよう
東日本大震災追悼法要

 三月十一日(土)午後二時より、大堂において菅野日彰貫首導師のもと東日本大震災第十三回忌追悼法要が営まれました。
 大森蒲田仏教会会員、本門寺信行会会員、震災への思いを強くする有縁の皆様が参列されるなか、厳粛な法要が営まれました。地震発生時刻の午後二時四十六分に、本門寺梵鐘が打ち鳴らされ、境内にいた人々も手を合わせて祈りを捧げていました。
 震災で亡くなられた皆様へ哀悼の意を表すると共に、この災害で得た教訓を再確認し、次世代へ伝えて参りましょう。皆様におかれましては親切な心、菩薩の心にて周囲の方との繋がりを大切になさって頂きたく存じます。

  僧堂修行の集大成
学僧報恩法要

 三月十二日(日)、午後三時半から本殿に於いて学僧の報恩法要が営まれました。
 菅野日彰貫首ご臨席のもと、山口顯辰学監が導師を勤め、法要に関わる諸役をすべて学僧達が担いました。
 法式・声明指導者として学僧指導にあたった星野顯聡上人と学僧指導部、親族に加え、勤行等でその姿を見守り続けてきた檀信徒が参列する中、真剣なまなざしで自分たちの役を全うしていました。

  ご先祖様へご供養を
春のお彼岸法要

 三月十八日(土)、午後二時より菅野日彰貫首大導師のもと、本殿において奉賛会春季彼岸会法要が営まれました。法要後には四年ぶりに奉賛会総会が開催され、菅野貫首と共に会長の横溝健之さん、副会長の望月清志さんが出席され、会員一同と懇親を深められました。
 二十一日(火)に壇信徒春季彼岸会中日法要が営まれ、午前十一時から木内隆志執事長導師による第一座、午後二時より菅野日彰貫首大導師のもと、第二座の法要が営まれました。
 昨年までは感染拡大防止のため壇信徒の皆様の参列はご遠慮いただいておりましたが、本年は久しぶりにご参列をいただき、共にご先祖様へ供養を捧げることができました。

  それぞれの第一歩
学僧卒寮式・上山式

 行学の二道に励んできた学僧が、三月二十五日(土)に卒寮式を迎えました。菅野日彰貫首導師のもと大堂で法要が営まれ、お祖師様に最後の読経唱題を捧げました。菅野貫首より卒寮生の村越智仁・鹿内勇佑・池内耀海・鈴木泰賀・振屋皓匡・梅本昂宏・岩城悠覚の七名に修了証と菅野貫首直筆の一遍首題が授与されました。
 続いて二十七日(月)に学僧上山式が行われ、新たに僧堂修行を志した、岩橋玄明・工藤隆真・廣島颯太郎・宮本顕護の四名が大堂御宝前において学僧として修行に邁進することをお祖師様にお誓いし、菅野貫首様より励ましの言葉と共に袈裟が授与されました。

  ご苦労様でした
3月の団体参拝

  • 3日 北関東教区檀信徒研修道場 40名
  • 13日 沖縄県 法華経寺 27名
  • 26日 山梨県 妙浄寺 27名