宗祖日蓮聖人立教開宗第七七〇回慶讃
法華経千部読誦会

 令和四年四月二十七日(水)から二十九日(金)の三日間にわたり宗祖日蓮聖人立教開宗第七七〇回慶讃法華経千部読誦会が大堂にて営まれました。
 昨年は新型コロナウイルス感染拡大防止のため山務員のみでの法要でしたが、本年は感染症対策を行ったうえで、本門寺有縁の僧侶にご出仕をいただき厳修することができました。
 二十七日は菅野日彰貫首が日蓮宗管長として清澄寺での法要導師のため、ご名代として当山参与本山弘法寺・鈴木日晋貫首が大導師を勤められました。

二十七日(水)午前十時 千部会第一座【一之巻・二之巻】
檀信徒各家先祖代々之諸霊追善法要
 前日からの雨が上がり、法要前には青空が広がっていました。湿度が高く暑さを感じる中、大勢の僧侶による迫力ある読経が大堂に響き渡りました。
 法要後、大堂下大広間で港区一乗寺・金子和正上人による法話が行われました。
二十七日(水)午後二時  千部会第二座【三之巻・四之巻】
奉賛会会員各家先祖代々之諸霊追善法要
午前中の法要に引き続き、菅野貫首ご名代として鈴木日晋貫首が大導師を勤められました。式中、鈴木貫首はご宝前にて慶讃文を言上し、日蓮聖人へ報恩感謝の誠を捧げました。
 法要後、大堂下大広間で大磯延台寺・中島源吾上人による法話が行われました。。
二十八日(木)午前十時 千部会第三座【五之巻・六之巻】
宗祖御更衣(ごこうえ)法要
 この法要中に日蓮聖人のお衣が冬物から夏物へとお召し替えされました。
 読経が始まり、日蓮聖人の紫衣と七条袈裟がご奉納者代表の加藤俊さんと加藤紗江子さんにより伊澤文彦参拝部執事へ渡され、日蓮聖人の御前に運ばれました。また武相御召講による白衣は行列の導師を務めた池上本妙院・早水文秀上人によって伊澤参拝部執事へ渡されました。
二十八日(木)午後二時 千部会第四座【七之巻・八之巻】
立教開宗慶讃法要
 この第四座で法華経一部八巻二十八品すべてを読誦しました。菅野貫首はご宝前へ進み出て日蓮聖人へご報恩と立教開宗の慶びをあらわした慶讃文をお唱えしました。参列者は一様に合掌し、立教開宗の慶びを共にしました。
二十九日(金)午前十一時 千部会第五座
子供たちの健全育成祈願法要
 本門寺第八十世金子日威貫首以来、本門寺貫首に命名された方、初参りや七五三祈願をされたお子様、本門寺の年中行事に出仕されたお子様、更には本門寺の青少年健全育成活動の朗子クラブ・池上スポーツクラブの子供達の健やかな成長を願い、子供達の健全育成を祈願しました。参列の祈願者は内陣に案内され、修法師による加持祈祷を受けました。
二十九日(金)午前十一時 千部会第五座
子供たちの健全育成祈願法要
 この法要中に日蓮聖人のお衣が冬物から夏物へとお召し替えされました。
 本門寺第八十世金子日威貫首以来、本門寺貫首に命名された方、初参りや七五三祈願をされたお子様、本門寺の年中行事に出仕されたお子様、更には本門寺の青少年健全育成活動の朗子クラブ・池上スポーツクラブの子供達の健やかな成長を願い、子供達の健全育成を祈願しました。参列の祈願者は内陣に案内され、修法師による加持祈祷を受けました。
二十九日(金)午後二時 千部会第六座
世界平和祈願祈願天童音楽大法要
 千部会の最後の法要は、天童稚児代表の金井雄馬(ゆうま)さんと金井仁花(きみか)さんが出仕し、立教開宗の慶びを表する祭文をお唱えしました。
 この三日間、千部会法要の全てを滞りなく営むことができました。

  五重塔特別開帳
世界平和祈願法要

 四月二日(土)と三日(日)の二日間にわたり、池上本門寺五重塔特別開帳が行われました。
 池上本門寺の五重塔は徳川二代将軍秀忠公の病気平癒祈願をはじまりとして建立され、以来四百年以上一度も倒れることなく現存する関東最古の五重塔です。
 二日の午後一時より五重塔にて平和祈願法要が営まれ、木内隆志執事長導師のもと、四百年以上倒れることなく池上の地を見守り続けた五重塔にあやかり、世界の平和と疫病得度退散を祈りました。

  お釈迦様のお誕生を祝う
花まつり釈尊御降誕会

 四月八日(金)午前十一時より本殿において菅野日彰貫首導師のもと、お釈迦様の誕生を祝う花まつり法要が営まれお釈迦様への報恩感謝を祈りました。
 菅野貫首は讃嘆文の中でこの世に生きる全ての存在が尊いという「天上天下唯我独尊」のみ教えをはじめ、救いのみ教えを遺してくださった深い慈悲のお心に感謝を捧げました。
 ご参列の皆様と共に、お釈迦様の広大なお心に感謝し、お誕生をお祝いしました。

  朗子スカウト
ウクライナ支援募金活動中

 池上本門寺の青少年育成活動である朗子クラブのボーイスカウトベンチャー隊が、困難な状況にあるウクライナへの募金活動を行っております。
 自分たちで考案した支援缶バッチを頒布し、集まったお金はウクライナ大使館を通じて寄付をします。皆様からの温かいご支援をお願い申し上げます。

  清正公堂
工事進捗状況報告

 現在、池上本門寺では清正公堂再建工事と妙見堂下土砂災害特別警戒区域対策工事を行っております。
 清正公堂再建工事は、棟梁の大和田儀己氏が福島県にある工房で部材を製作し、五月上旬より本門寺の建設現場にて組み立て作業を行っております。
 交通安全特別祈祷は経蔵にて通常通り承っております。通常より道路が狭くなっておりますので、お車を移動される際には十分にお気をつけ下さいますようお願い申し上げます。
 妙見堂下土砂災害対策工事では、対対象の地区が大田区の保護樹林に指定されていることから、木を伐採してコンクリートを敷くのではなく、金属製の網を斜面に取り付けて土砂災害を防ぐ工法で進められています。
 工事期間中はご迷惑をおかけしますが、何卒ご理解ご協力の程お願い申し上げます。

  ご苦労様でした
4月の団体参拝

  • 6日 佐賀県 教仙寺 17名
  • 17日 山口県 本門法華宗本圀寺 40名
  • 20日 京都府 本門佛立宗佛立研究所 10名
  • 21日 山形県 大宝寺 17名