次世代へ伝えよう
東日本大震災追悼法要

 三月十一日(木)午後二時より、大堂において鈴木弘信執事長導師のもと東日本大震災追悼法要が営まれました。
 新型コロナウイルス感染防止策を施し、信行会会員、地元の大森仏教会会員、震災への思いを強くする有縁の皆様にご参列をいただき、お焼香を捧げていただきました。
 法要後、地震発生時刻の午後二時四十六分に本門寺の大鐘を打ち鳴らし、追悼の思いを届けました。
 震災から十年が過ぎ、震災を知らない世代が増えてきました。尊い命を散らされた皆様への哀悼の意を表すると共に、この大災害を通じて得た教訓を忘れることなく、次世代へ伝ええうことが遺された私たちに課せられた使命ではないでしょうか。皆様におかれましては、地域との繋がりや、家族の絆、友人の絆を大切にしていただきたく存じます。

  僧堂修行の集大成
学僧報恩法要

 三月十九日(土)、午後三時半から本殿に於いて学僧の報恩法要が営まれました。
 菅野日彰貫首ご臨席のもと、山口顯辰学監が導師を勤め、法要に必要な様々な役をすべて学僧達が担いました。
 法式・声明指導者として学僧指導にあたった坂井是真上人・星野顯聡上人と学僧指導部、そして勤行等でその姿を見守り続けてきた檀信徒が参列しました。
 法要後、今年で卒寮を迎える学僧長の大坂憲伸君は「全員で法要が出来て本当に嬉しいです」と話し、四年間の僧堂生活を振り返っていました。

  新しい第一歩
学僧卒寮式・上山式

 本門寺での僧堂修行と立正大学での勉学を両立し、行学の二道に励んできた本門寺学僧が、三月二十五日(金)に卒寮式を迎えました。菅野日彰貫首導師のもと大堂で法要が営まれ、最後の報恩の読経唱題を捧げました。菅野貫首より卒寮生の大坂憲伸・鈴木宣啓・鳥居良光の三名に修了証と菅野貫首直筆の一遍首題が授与されました。
 続いて二十七日(日)に学僧上山式が行われ、新たに僧堂修行を志した、新谷隆将・青沼立樹・川上智弘・田叡史・冨田昂暉の五名が大堂御宝前において学僧として修行に邁進することをお祖師様にお誓いし、菅野貫首様より励ましの言葉と共に袈裟が授与されました。
 それぞれに新たな道を歩み始めた若人にエールを送ると共に、温かい目で見守ってくださいますようお願い申し上げます。。

  ご苦労様でした
3月の団体参拝

  • なし