頭痛封じのご祈祷
ほうろく加持
毎年、土用の丑の日に営まれる「ほうろく加持」が七月二十八日(水)に長栄堂にて行われました。新型コロナウイルス感染拡大防止のため、消毒や換気の徹底を行った上での開催となりました。
ほうろく加持とは頭痛封じのご祈祷で、日蓮宗独自の作法によって行われます。生まれ年を記入した頭痛封じの御守りを頭上に載せ、その上からお盆の迎え火などで使用される素焼きの「ほうろく皿」をかぶせ、「もぐさ」のお灸を据えます。火が付いたもぐさは徐々に燃え、じわじわと熱が皿に伝わり、頭頂部を熱してゆきます。ここに日蓮宗独自の加持祈祷を行って頭痛封じ・無病息災を祈ります。ちなみに、ご家族やご友人の代理として祈祷を受けることが可能です。その分の御守りもほうろく皿をかぶせてもぐさのお灸を据えます。
当日は日中の最高気温が三十五度を記録し、修法師たちは額から玉のような汗を流しながら懸命にご祈祷を行いました。
大森蒲田仏教会主催
盆供養追悼会
八月四日(水)の午後二時より、大森蒲田仏教会主催の盆供養追悼会が本殿にて営まれました。大導師は菅野日彰貫首、副導師は鈴木弘信執事長と山村栄信総務部執事が務め、本門寺山務員と学僧の計八名が出仕しました。
本年は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、大森蒲田仏教会の役員のみが参列し、戦没者遺族会の参列は中止とさせていただきました。
本殿のご宝前には盆提灯が飾られ、懇ろなる読経に続き、菅野貫首が表白文にて戦没者の慰霊と東日本大震災をはじめ多くの災害で亡くなられた方々、そして無念にも新型コロナで命を落とされた方々の御霊に回向を捧げると共に、真の世界平和、そして新型コロナウイルスの早期終息を祈りました。
ご先祖の御魂に回向する
み魂まつり法要
世界平和を願う
追悼の鐘
ご苦労様でした
07月の団体参拝
- なし