宗祖四大法難
小松原法難会(こまつばらほうなんえ)
裏千家今日庵主催
御供茶式(おくちゃしき)
第五十回
宗門先師追悼法要
令和二年十一月二十一日(水)、午前十一時より本殿において第五十回宗門先師追悼法要が営まれました。大導師に菅野日彰管長、副導師は柳下俊明宗会議長、磯貝宣明審査会長、本門寺より十僧が出仕し、この一年間で遷化された百二十二名の先師に回向が捧げられました。
新型コロナウイルスの影響により遺族の参列は三十五名と少なかったものの、みな一心に手を合わせ遷化されたお上人へ報恩の思いを届けていました。
式中、中川宗務総長より追悼文が捧げられ、昨年の十月一日から本年の九月三十日までに宗務院に遷化の届け出のあった先師に対し、お題目の広宣流布と寺門興隆・檀信徒教化に心血を注がれた法功を讃えました。
法要後、菅野管長は法話の中で「名簿の中に自分がお世話になった方がいらっしゃり、あらためてそのご恩に深く感謝します」と話されました。
一心に唱題行を
求道同願会全国大会
此経難持坂上
日蓮聖人像を清掃
池上本門寺の総門をくぐり、九十六段の此経難持坂を登りきった右手に、日蓮聖人のお像が建っています。長年の風雨にさらされていましたが、この度、日蓮聖人御降誕八百年記念として本門寺信行会の相澤雅美さんが中心となって、信行会の皆様よりアルミ製の像と石造りの台座の清掃を御奉納いただきました。
この活動の音頭を取った相澤雅美さんは、普段は一般住宅を手がける大工さん。お祖師様の御降誕八百年にあわせて何か出来ないかと思い、今回の清掃へと繋がりました。様々な成分が染みこんだお像と台座をきれいにするのは一筋縄ではいきません。専門の業者へ依頼し、薬液と水流で汚れを落としました。最後の仕上げとして三大誓願が刻まれた台座の銘板は相澤さん自らの手で塗装しました。
この度の清掃に感謝申し上げると共に、完成奉告式の様子は追って本誌にてご紹介させていただきます。
ご苦労様でした
11月の団体参拝
- なし