宗祖四大法難
小松原法難会(こまつばらほうなんえ)

 文永元年(1264)十一月十一日に日蓮聖人は安房の小松原の地で地頭東条景信の待ち伏せ・襲撃を受けます。この時に弟子の鏡忍房と信徒の工藤吉隆が討死し、日蓮聖人自らも額に刃傷を負われるものの、九死に一生を得ました。日蓮聖人は、この法難によって法華経の行者としての自覚を強められたと伝えられます。
 本門寺では十一月十一日午前十一時より、大堂にて菅野日彰貫首導師のもと法要が営まれ、信行会会員が参列し報恩の読経・唱題が捧げられました。法要後、菅野貫首は法話の中で「法華経・お題目を信じ、受持することは大変困難な事です。お祖師様のお姿にならい、私たちもあらためて信仰を深めましょう」と呼びかけられました。

  裏千家今日庵主催
御供茶式(おくちゃしき)

 十一月十七日(火)、裏千家今日庵恒例の「御供茶式」が菅野日彰貫首導師のもと大堂にて営まれました。
 法要中、裏千家家元の千宗室宗匠による濃茶・薄茶二碗が謹点され、伝供役の僧侶により日蓮聖人の御宝前へお供えされました。
 新型コロナウイルス感染拡大防止のため参列者も最小限とし、茶席も設けられませんでした。本門寺の学僧も一席設けておりますので、来年は開催できることを祈念致します。

  第五十回
宗門先師追悼法要

 令和二年十一月二十一日(水)、午前十一時より本殿において第五十回宗門先師追悼法要が営まれました。大導師に菅野日彰管長、副導師は柳下俊明宗会議長、磯貝宣明審査会長、本門寺より十僧が出仕し、この一年間で遷化された百二十二名の先師に回向が捧げられました。
 新型コロナウイルスの影響により遺族の参列は三十五名と少なかったものの、みな一心に手を合わせ遷化されたお上人へ報恩の思いを届けていました。
 式中、中川宗務総長より追悼文が捧げられ、昨年の十月一日から本年の九月三十日までに宗務院に遷化の届け出のあった先師に対し、お題目の広宣流布と寺門興隆・檀信徒教化に心血を注がれた法功を讃えました。
 法要後、菅野管長は法話の中で「名簿の中に自分がお世話になった方がいらっしゃり、あらためてそのご恩に深く感謝します」と話されました。

  一心に唱題行を
求道同願会全国大会

 令和二年十二月五日(土)、池上本門寺本殿を会場に求道同願会の全国大会が開催されました。新型コロナウイルス感染拡大防止のため、インターネットにて名古屋会場(熱田・本遠寺)と岡山会場(北区・龍渕寺)をつなぐなど、初めての試みが行われました。
 桐谷征一会長導師のもと開会式が行われたのち、名誉会長である菅野日彰貫首導師のもと唱題行が行われ、本殿に集まった二十五名の参加者とインターネットを経由して名古屋・岡山の各会場にお題目が響き渡りました。
 ある参加者から「このような時代になって不安がいつもありますが、唱題行に参加できて本当に心が落ち着きました。」との声をいただきました。

  此経難持坂上
日蓮聖人像を清掃

 池上本門寺の総門をくぐり、九十六段の此経難持坂を登りきった右手に、日蓮聖人のお像が建っています。長年の風雨にさらされていましたが、この度、日蓮聖人御降誕八百年記念として本門寺信行会の相澤雅美さんが中心となって、信行会の皆様よりアルミ製の像と石造りの台座の清掃を御奉納いただきました。
 この活動の音頭を取った相澤雅美さんは、普段は一般住宅を手がける大工さん。お祖師様の御降誕八百年にあわせて何か出来ないかと思い、今回の清掃へと繋がりました。様々な成分が染みこんだお像と台座をきれいにするのは一筋縄ではいきません。専門の業者へ依頼し、薬液と水流で汚れを落としました。最後の仕上げとして三大誓願が刻まれた台座の銘板は相澤さん自らの手で塗装しました。
 この度の清掃に感謝申し上げると共に、完成奉告式の様子は追って本誌にてご紹介させていただきます。

  ご苦労様でした
11月の団体参拝

  • なし