新春の厄払い
節分会追儺式
二月三日(月)、温かな日差しのもと、節分会追儺式(せつぶんついなしき)が盛大に執り行われました。本年も大勢の福男福女が 裃(かみしも)を身につけ、徳持会館から本門寺大堂まで練り歩き、新春の喜びを分かち合いました。
行列後、大堂にて菅野日彰貫首大導師のもと節分会追儺式法要が執り行われ、山口顯辰学監修法導師をはじめとする東京南部修法師会の僧侶による加持祈祷により、今年一年の無病息災と開運招福が祈念されました。また大堂内で福男・福女の皆さんと共に豆まきが行われ、菅野貫首は「私たちの心の中で育ってしまった鬼を豆まきで成仏させて、清らかさを他の皆さんにお届けしましょう」と呼びかけました。
法要後、大堂前特設舞台へ進み出た福男・福女の皆さんが大鐘を合図に一斉に豆が撒かれ、集まった人々は福を授かろうと手を伸ばしていました。
池上本門寺信行会
新年初開帳
守りたい文化財がある
文化財防火デー五重塔消防演習
昭和二十四年一月二十六日、奈良県法隆寺金堂で発生した火災により、国宝の十二面壁画の大半が焼損しました。国はこれを機に、昭和三十年から毎年一月二十六日を「文化財防火デー」と定め、全国の神社仏閣等で消防訓練を実施し、貴重な文化財の火災予防を推進しています。
一月二十四日(金)、五重塔前において、大森消防署及び大森消防団第五分団、池上本門寺自衛消防隊による演習が行われました。午前十時に五重塔から出火したという想定の下、本門寺自衛消防隊が消防署へ通報、消火器・屋外消火栓による迅速な初期消火、怪我人の応急救護などを行いました。大森消防団と消防署が到着すると迅速に消火活動を開始し、最後には消防ポンプ車と放水銃を使い、五重塔へ向けて一斉放水が行われました。
豪雨の如く降り注ぐ水に微動だにせず放水し続ける消防隊員や消防団員の姿に、先人の遺した貴重な文化財を守る強い意思が感じられた消防演習となりました。
ご苦労様でした
1月の団体参拝
- 5日 栃木県 妙正寺 41名
- 11日 栃木県 東妙寺 5名 / 埼玉県 法光寺 26名
- 12日 東京都 永寿会 10名
- 13日 東京都 永寿会 13名
- 15日 千葉県 高照寺 42名 / 東京都 善慶寺 9名
- 25日 神奈川県 安立寺 22名
- 26日 東京都 立正佼成会大田教会 76名 / 神奈川県 立正和協会 65名
- 31日 千葉県 船橋仏教会 14名