お釈迦様の誕生を祝う
春まつり

 四月六日(土)と七日(日)の二日間、「池上本門寺・春まつり」が開催されました。本年は晴天に恵まれ、満開の桜が境内に咲き誇りました。
 六日の午後一時より、鈴木弘信執事長導師のもと五重塔にて平和祈願法要が営まれまれ、五重塔を取り囲んで並んだ式衆による加持祈祷が行われ、参列者は合掌し、ご祈祷の功徳を受けていました。
 七日の午後一時から花まつりパレードが行われ、鼓笛隊の演奏を先頭に朗子クラブ・池上スポーツクラブ・花の精の子供達が徳持会館から本殿まで練り歩きました。二時から本殿で菅野日彰貫首導師のもと、お釈迦様の誕生を祝う花まつり法要が営まれ、大森仏教会会員、子供達が参列しお釈迦様への報恩感謝を祈りました。お釈迦様がお生まれになってはじめて語られた「天上天下唯我独尊」のみ教えのように、ひとりひとりが仏種を持つ存在として再認識すると共に、花開かせていけるように誓いを新たにしました。
 法要後には花まつりコンサートが開催され、コーラスグループ「水」、朗子合唱団、朗子OG合唱団による演奏が披露されました。なお両日にわたり五重塔特別開帳が行われ、桜が舞うなか五重塔お守りと五重塔特別御朱印を求める人で長蛇の列ができました。

  僧堂修行の集大成
学僧報恩法要

 三月十六日(土)、午後四時から本殿に於いて学僧の報恩法要が営まれました。今年で卒寮する学僧を中心に、法要に必要な様々な役を学僧達が担いました。菅野日彰貫首ご臨席のもと山口顯辰学監が導師を務めました。本年は卒寮生の師僧・ご寺族が参列するなか一糸乱れぬ法要を営み、成長した姿を見せてくれました。

  新しい第一歩を
学僧卒寮式/学僧上山式

 行学の二道に励んできた本門寺学僧が三月二十五日(月)に卒寮式を迎えました。菅野日彰貫首導師のもと大堂で法要が営まれ、菅野貫首より卒寮生の瀬戸龍渓・森泰慧・鈴木龍星・森田龍貴・間部是隆・刀禰直道・成川文晨の七名に修了証と菅野貫首直筆の一遍首題が授与されました。
 続いて二十七日(水)に学僧上山式が行われ、新たに僧堂修行を志した村越智仁・鹿内勇佑・池内耀海・鈴木賀瑞馬・振屋皓匡の五名が、大堂御宝前において学僧として修行に邁進することをお祖師様にお誓いし、菅野貫首様より励ましの言葉と共に袈裟が授与されました。

  ご先祖様へのごあいさつ
春のお彼岸法要

 三月十八日(月)、菅野日彰貫首導師のもと本殿において奉賛会春季彼岸会法要を営まれました。今回から皆様とともに読経のご回向が捧げられるよう差定が変更され、方便品第二と法華経で最も大切とされている如来寿量品第十六、自我偈の訓読をお唱えしました。参列した檀家さんからは「お自我偈の訓読が唱えられて嬉しかったです。お上人がたと一緒にお経が唱えられて幸せです。」との声をいただきました。
 法要後に奉賛会総会が開かれ、副会長の横溝健之様のご発声で乾杯し、親睦を深めました。
 二十一日(木)には春季彼岸会中日法要が営まれ、菅野貫首導師のもと満席の本殿でご供養が捧げられました。
 菅野貫首は挨拶の中で発句経第五〇に説かれる「他の過ちを見るなかれ、他の作さざるを責むるなかれ、おのが何をいかになせしかを自らに問問うべし」を紹介し、「彼岸の心としてご先祖様へのご回向と共に、自らの心にも問いかけてください」と呼びかけられました。

  八年目を迎えて
東日本大震災追悼法要

 三月十一日(月)十四時より大堂において金子元彦執事長導師のもと東日本大震災追悼法要が営まれました。
 法要には信行会会員をはじめ、仏教会、震災への思いを強くする有縁の皆様にご参列いただき、未曾有の災害によって失われた尊い命に対し、読経唱題のご供養が捧げられました。

  立正大学野球部
優勝を目指し必勝祈願

 三月十三日(水)、立正大学野球部坂田精二郎監督はじめ部員九十六名が必勝祈願のため大堂を参拝し、菅野日彰貫首から御経頂戴の義と法話を受けました。
 立正大学野球部は平成三十年にⅠ部リーグ優勝、明治神宮野球大会優勝を果たし『大学日本一』の栄光を手にしました。全日本選手権大会を優勝を目指すべく大堂で御開帳を受け、必勝のご祈祷を受けました。

  ご苦労様でした
3月の団体参拝

  • 27日 青森県 遠光寺 20名
  • 29日 北海道 西部宗務所 52名
  • 30日 栃木県 等覚院 12名