全ての御魂に報恩感謝
盂蘭盆施餓鬼会法要
七月七日(金)、本門寺本殿にて盂蘭盆施餓鬼会法要が菅野日彰貫首導師のもと営まれました。
盂蘭盆施餓鬼会とは、餓鬼道で苦しむ衆生に食事を施して供養する法要の事で、その起源はお釈迦様の十大弟子で神通第一と称される目連尊者が、餓鬼道に落ちた亡き母をお救いしようと、お釈迦様の「九十日間の雨季の修行を終える七月十五日、各僧方にお経を読誦していただき、またその方々に馳走を供養してあげなさい。」という教えに則り、亡き母が餓鬼の苦しみから救われたことに由来します。
法要に先立ち、港区妙善寺・的場徳雅上人による法話が行われ、先祖への報恩の大切さが説かれました。
本年より、施餓鬼供養の時にご参列の皆様にも「施餓鬼幡」を立てていただき、灑水し、お焼香して、僧侶と共に御魂に供養して頂きました。
池上のお山の永代供養
池上廟墓碑完成
お寺に泊まろう
一泊てらこや
六月二十四日(土)・二十五日(日)で毎年恒例の「一泊てらこや」が開催され、小学三年生から六年生までの四十人の子供たちが参加しました。
初日、大堂で一泊二日の無事を仏さまにお祈りした後は竹箸作りに挑戦しました。普段使い慣れない切り出しナイフでの作業に戸惑いながらも、個性に富んだ箸を作り上げました。その後はまなびの時間として、本殿で命を考える紙芝居の読み聞かせと唱題行(しょうだいぎょう)を行いました。子供たちは足の痛みを堪えながらも立派に修行に励んでいました。
てらこやの食事は大切な修行と位置づけられています。指導僧に食べ方や箸や茶碗の持ち方を厳しく指導され、食事は他の生き物の命を頂いていることを教わりました。夜は野外でキャンプファイヤーを行い、大盛り上がりのうちに一日目を終えました。
翌日は午前五時に起床し、眠い目をこすりながら朝のお勤めに参列しました。朝勤後、菅野日彰貫首が挨拶し、相手を思いやり、仲間を大切にすることが大きな宝物になるとのお話しを頂きました。
最後に大堂下大広間で紙で吹き矢を作り、的当てゲームをして二日間の日程を無事終了しました。
この一泊てらこやへの参加をきっかけに、子供たちが思いやりや命を尊ぶ心をより強く持ってくれることを願っています。
ご苦労様でした
6月の団体参拝
- 2日 北海道 本行寺 17名
- 5日 山形県 蓮成寺 20名
- 8日 全日本仏教婦人連盟 44名
- 11日 千葉県 顕妙寺 19名
- 12日 日蓮宗布教研修所 10名
- 13日 東京都 立正佼成会足立教会 13名
- 14日 法華経一部読誦講習会 31名
- 19日 京都府 了光院・玉樹院・松陽院合同参拝団 25名
- 24日 北海道 妙泰寺 18名
- 25日 茨城県 照谷寺 25名 / 茨城県 本行寺 19名
- 26日 全国泰法縁東京大会 7名