新春の厄払い
節分会追儺式

 二月三日(金)、節(せつ)分(ぶん)会(え)追(つい)儺(な)式(しき)が盛大に執り行われた。
 本年も百名を越える福男福女が 裃(かみしも)を身につけ、徳持会館から本門寺大堂まで練り歩き、新春の喜びを分かち合った。
 行列後、大堂にて菅野日彰貫首大導師のもと節分会追儺式法要が執り行われ、山口顯辰学監修法導師をはじめとする東京南部修法師会の僧侶による加持祈祷が行われ、今年一年の無病息災と開運招福が祈念された。
 菅野貫首を先頭に大堂前から約五十メートルにわたって設けられた特設舞台に進み出た福男福女の皆さんは、午後三時ちょうどの大鐘を合図に、幸せの輪がより多くの人に広まるよう願いを込めて福豆をまいていた。

  ペットの供養も
放生(ほうじょう)供養塔建立地鎮祭

 一月二十八日(土)、本門寺桜広場において、菅野日彰貫首導師、山口顯辰学監修法導師のもと放生(ほうじょう)(動物)供養塔の建立に向けた地鎮祭が営まれた。
 寒風吹くなか読経・唱題を捧げた後、お題目を奉写した石を土地に納めた。最後に菅野貫首により鍬入れの儀が行われ、工事の安全を祈った。
 本門寺には明治より鳥獣魚虫法界万霊供養塔が建っており、これを現代に沿うようにと菅野貫首の強い意志により建立する運びとなった。一日も早い完成が望まれる。

  池上の毘沙門天
微妙庵御本尊開眼供養法要

 一月十七日(火)の十四時、池上の微妙庵において菅野日彰貫導師、山口顯辰学監修法導師のもと大曼荼羅御本尊の開眼供養が営まれた。
 微妙庵には長らく仮の御本尊が祀られていたが、この度、菅野貫首自らがしたためられた御本尊が納められ、御信者からは喜びの声が上がった。

  貴重な文化財を守る
文化財防火デー

 一月二十六日(木)、東京消防庁主催の消火訓練が本門寺大堂前で行われた。
 訓練は、首都直下地震で大堂から出火し、火が燃え移る危険が生じたという想定で行われた。本門寺の僧侶や地元消防団員らが連携して文化財を運び出し、けが人の救護活動や初期消火を行った。最後には駆けつけた消防隊が大堂への一斉放水を行った。
 観覧していた菅野貫首は「日頃から防災意識を高め、貴重な文化財を守っていきたい」と語った。

  大堂紫幕奉納

 二月一日(水)、大堂正面に掲げられる紫幕が中西妙順法尼より奉納され、菅野日彰貫首がお祖師様にご奉告の読経を捧げた。
 これまでの紫幕よりも丈夫な素材で出来ており、常時大堂の前に掲げられる事となった。ご奉納頂いた中西法尼には感謝の意を表したい。

  高祖涅槃図奉納

 二月二日(木)、岡山神顕寺(小野妙彰住職)より「高祖日蓮大菩薩御涅槃拝図」(昭和二十八年十月九日印刷)が菅野日彰貫首に奉納された。この版画は大坊本行寺でご臨終を迎えられたお祖師様を取り囲む大勢の弟子・信者が描かれている。大変貴重な図をご奉納頂いたことに深く御礼申し上げたい。

  ご苦労様でした
1月の団体参拝

  • 8日 栃木県 妙正寺 42名
  • 9日 北海道 妙法寺 9名
  • 11日 千葉県 高照寺・浄圓寺合同参拝団 22名 / 千葉県 妙蓮寺 18名/li>
  • 14日 栃木県 東妙寺 6名 / 千葉県 津慶寺 36名
  • 15日 東京都 永寿会 15名 / 東京都 善慶寺 10名
  • 17日 千葉県 日澄寺 22名
  • 18日 静岡県 朝善寺 38名 / 千葉県 本寿寺・寶性寺合同参拝団 37名 / 千葉県 妙真寺・顕正寺・浄蓮合同参拝団 36名
  • 21日 神奈川県 安立寺 32名
  • 22日 千葉都 三妙寺 16名 / 千葉県 妙隆寺・真浄寺合同参拝団 25名
  • 24日 千葉都 宝蔵寺 20名
  • 28日 千葉県 本迹寺 20名
  • 29日 東京都 立正校正会大田教会 74名 / 神奈川県 立正和協会 75名 / 大田区異業種交流会 7名