二つの御聖日
釈尊御涅槃会(ごねはんえ)/宗祖御降誕会(ごこうたんえ)

二月十五日はお釈迦様ご入滅の聖日であり、翌十六日は日蓮聖人ご降誕の聖日である。
 池上本門寺では、毎年二月十五日に本殿で「釈尊涅槃図(ねはんず)」を奉掲し、釈尊御涅槃会法要を営んでいる。
 菅野日彰貫首導師のもと、本門寺役課職員並びに檀信徒の方々も大勢参列し、読経唱題のご回向がなされた。
 本殿に掲げられた涅槃図は縦三メートル、幅二メートルあり、中央に横たわるお釈迦さまを中心に弟子や信者、諸天善神、そして象などの獣から小さな虫までもが囲み、その入滅を嘆き悲しむ様子が色鮮やかに描かれている。
 翌二月十六日(火)、大堂において、菅野貫首導師のもと宗祖御降誕会法要が営まれた。日蓮聖人ご誕生の折、小湊の浜辺に鯛の群れが現れたという故事にちなみ、御宝前に立派な鯛がお供えされた。集まった本門寺信行会会員と共に報恩の誠を捧げた。

  訃報

平成28年2月22日(月)、大本山池上本門寺第八十四世加歴・本山比企谷妙本寺第八十世・池上本妙院五十九世、早水日秀猊下が世寿七十九歳にてご遷化されました。
法名は常明院日秀聖人
 2月29日(月)、比企谷妙本寺本堂において鎌倉安国論寺住職玉川覺祥上人導師のもと通夜、3月1日(火)に池上本門寺菅野日彰貫首導師のもと密葬が営まれ、多くの参列者が別れを惜しみました。
 早水貫首は長年にわたり池上本門寺に奉職、執事長を八年勤められました。謹んで常明院日秀聖人の増圓妙道をお祈り致します。

  ご苦労様でした
2月の団体参拝

  • 10日 茨城県 星宮寺 24名
  •    北海道 法華寺 6名
  •    大分県 法音寺 22名
  •    大分県 常妙寺 16名
  • 11日 長崎県 法華経寺・徳性寺・かけこみ庵合同参拝団 30名