平成二十七年十二月二日(水)
第八十二世 酒井日慈上人退隠・第八十三世 菅野日彰上人晋山 法燈継承式
十二月二日(水)、第八十二世酒井日慈上人退隠、第八十三世菅野日彰上人晋山法燈継承式が大堂に於いて厳粛に執り行われた。
この法要は、酒井日慈上人が貫首の任を退き、清水海長寺菅野日彰上人が本門寺第八十三世として就任する事を宗祖の御宝前に奉告するものである。
大導師に菅野日彰上人、副導師に参与片瀬龍口寺本間日恩貫首と法類会議長嶋田堯嗣上人、さらに日蓮宗総本山身延山久遠寺内野日総法主名代井上瑞雄総務、小林順光宗務総長、参与比企谷妙本寺早水日秀、大坊本行寺中野日演、真間山弘法寺鈴木日晋、清水海長寺中條日有の各貫首、法類会法類委員の各上人、全国本山会、本門寺総代、海長寺総代、有縁の各関係者等、総勢千名が参列した。
この法要に先立ち、午前九時半から菅野上人が長年に渡り訓育した谷中学寮の卒寮生有志と、有縁の檀信徒による唱題行脚が行われ、池上中道院から大堂までを菅野上人と共に歩いた。
午前十一時、参列者が見守る中酒井、菅野両貫首が入堂、法燈継承式が厳修された。式中、酒井貫首が御宝前に退隠の意を表明し、日々の勤行で拝読される法華経一部八巻と、本門寺貫首に代々継承されてきた御霊宝の目録が菅野貫首に手渡され、法燈継承を行った。法燈を継承された菅野貫首は、御宝前にて晋山奉告文を奏上、新貫首としての決意を日蓮聖人に誓った。
法要終了後、御廟所へ参拝。宗祖並びに日朗・日輪両上人への法味言上と歴代先師の回向をした後、参列者と共に本殿前にて記念撮影を行った。
午後三時からプリンスパークタワー東京において祝宴が催され、身延山久遠寺内野日総法主に祝辞を頂き、酒井・菅野両貫首の挨拶、関係各位による鏡開きが行われた後、大本山小湊誕生寺石川日命貫首の発声による乾杯で祝宴が開かれた。
菅野貫首の晋山を祝うと共に、酒井貫首の功績を讃え、両上人の益々の法体健全を願った。
ご苦労様でした
11月の団体参拝
- 5日 宮城県宗教法人連絡協議会18名
- 12日 山梨県 蓮華寺 22名
- 17日 新潟県 妙孝寺 45名
- 17日 広島県 日蓮宗広島県第二地区檀信徒協議会 23名
- 21日 第二回成人沙弥講習会 18名
- 22日 東京都 一妙寺 22名
- 25日 曹洞宗山梨県宗務所 88名
- 27日 滋賀県 正法寺 35名