ドラマから学ぶ…

時より海外ドラマを見ます。
何年か前に見たドラマが再放送されており、再び引き寄せられ、画面に集中していました。
特に歴史物のドラマを見返すと心に突き刺さる名言が多く、自分のあり方を再認識することがあります。

ありがたいことに今年に入ってから忙しい日々を送っておりました。
しかし、気を抜くと心の余裕が乏しくなり、あっという間に過ぎ去ってしまいます。
そんな時にドラマの一場面で、我が身を振り返る言葉が出てまいりました。

『人は、知らず知らずのうちに変わっていってしまうもの、切羽詰まった状況に置かれると、そうすることが正しいかどうか見極めず、とりあえず問題を解決しようと飛びついてしまう。 そのうち、それが正しいという錯覚に陥り、そういう生き方をするうちに、それに慣れて道理を見失い、目先のことしか見えなくなってしまう。』

言葉が突き刺さりました。
正に、いまの私自身に言われた事のように感じたのです。

このドラマの前話でも、とても心に残る台詞がありました。

『相手の心を動かすのは決して上辺の技ではない。真心と手間。それがすべて。秘訣など何もない。』

切羽詰まった状況に置かれ、自分の行動や発言が知らず知らずのうちに変わっていっていないか。
正しいかどうか見極めず、とりあえず問題を解決しようと飛びついていないか。
それが正しいという錯覚に陥り、そういう生き方をしていないか。
道理を見失い、目先のことしか見えなくなっていないか。

あらゆる事に対して『上辺だけでは無く、真心と手間をかけて』行動出来ているのかを、ドラマを通して佛様が問いかけてくださったのだと思い至ったのです。
最近の生活信条として肝に銘じております。

合掌

宇澤淨進