七面山敬心院登詣

池上本門寺では毎年9月18日、19日の日程で七面山敬心院様へ登詣を行っています。
七面山の詳しい説明は割愛させていただきますが、七面山では池上本門寺第二祖日朗聖人が1297(永仁5)年9月19日、南部実長公と共に七面山登山を果たし、七面大明神をお祀りしたことから、日朗聖人を七面山敬慎院開祖とし毎年9月19日を開創の日として大祭を行っています。
また登山道の途中に日朗聖人お手植えの栃の木がある安住坊があるなど、池上本門寺とはとても縁がある寺院です。
池上本門寺では2019年1月に日朗聖人第七百遠忌を奉行しましたが、2018年より毎年9月18日、19日に日朗聖人報恩のため七面山へ本門寺僧侶と参加希望者皆様と一緒に登詣しております。
登詣道は険しい山坂を越えて行くものでたいへんな苦行を伴いますが、その道程が修行の道であり、祈りの道です。
お題目を唱えながら一歩一歩霊気あふれる七面山の土を踏みしめていき、七面山敬慎院へと到着した後は御開帳と大祭法要に参列し、力強いご祈祷を受け、翌朝、午前四時より開闢(かいびゃく)法要に参列し、御来光を拝し下山致します。
残念ながら今年の募集は締め切らせていただきましたが、来年我々と一緒に1泊2日の厳しい修行にはなりますが体力に自信がありご興味がある方のご参加をお待ちしています。

合掌

田中智覚