「浄心居三訓」3
『浄心居三訓』の二番目に書かれていますのは「吾日三省」(吾(わ)れ日(ひ)に三たび省(かえり)みる)です。
この言葉は中国の古典『論語』に由来し、「毎日、自分の行いを何度も深く振り返って反省する」という意味です。孔子の弟子・曾子(そうし)の言葉として知られています。この言葉の「三省」の読み方には、古くから二つの解釈があるようです。一つは、日に三度、自身を省みるという読み方。もう一つは、三つのことについて省みるという読み方です。因みに原文は「三省吾身」と書いたあと、続けて三つの問いを並べています。
一、人のために誠心誠意、尽くしたか。
二、友人(人)とつきあって誠実に対応したか。
三、十分に理解していないことを、わかったふりをして人に教えなかったか。
と曾子は説いています。回数が三度なのか、項目が三つなのか、それぞれの考えはあると思いますが、私は毎日必ず自分自身を省みる時を持つことが大切なのではないかと思います。
「謙虚」であれ。まさにその心です。
合掌
日隆