年頭のご挨拶
令和八年 新春の佳節を迎え、謹んで新年の祝詞を申し上げます。
平素より池上本門寺参与法類寺院・山内寺院・池友会会員並びに有縁の各聖、そして総代・檀信徒・奉賛会・信行会・有縁の各位には大本山寺
門興隆のために、格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
菅野日彰貫首猊下におかれましては、為宗為法に尽くされておられますこと、また一山の代表として私どもをご教導下さり、誠に同慶の至りに存じます。
本年もまた宗祖日蓮大聖人の御聖志を仰ぎ奉り、霊跡池上本門寺の法灯を守り伝えるべく、一層精進を重ねてまいる所存でございます。
時代は大きな変化の只中にありますが、いかなる世にあっても、人々の心に仏の光をともすことこそ、我らが使命であり、信行の根幹でございます。
日蓮大聖人の御遺訓「異体同心」の御心を胸に、共に祈り、支え合う社会の実現を目指し、そして宗祖七百五十遠忌奉行の推進とその円成に向け、池上本門寺役課職員一同、報恩感謝の誠をもって精進いたしてまいります。
各聖各位におかれましては、健やかにして心豊かなる一年をお過ごしになられますよう、衷心より祈念申し上げまして、新春のご挨拶とさせていただきます。
令和八年 元旦
合掌
執事長 木内隆志