池上本門寺を知る

年間行事

ここでは池上本門寺の定例年間行事を見ることが出来ます。新しい行事やイベントなどは、「お知らせ」「今後の予定」をご覧下さい。

定期的な行事

 毎日
毎朝 朝勤
毎朝午前5時30分~より大堂(祖師堂)にて行います。どなたでもご参列可能です。
  
毎夕 夕勤
本門寺では毎日午後4時より夕方のお勤めを本殿にて行っており、どなたでも参列できます。また、お勤めの際にご回向を受け付けております。ご回向のみの場合は二千円にて、塔婆のご回向は五千円にて受け付けております。お問い合わせは池上本門寺法務部へどうぞ。電話03(3752)2331
 毎月
第2土曜日 唱題行入門の会 16:30~17:30
日常で汚れた心を清める、心安らぐ唱題行を通じて、お釈迦様・菩薩様のお慈悲の心に照らされましょう。 何か修行をはじめてみたいという方に最適な会です。詳しくはこちらの「唱題行入門の会」をご覧下さい。
第4金曜日 法話と唱題行の会 17:30~19:00
大堂にて「法話と唱題行の会」を菅野貫首様指導の下に行っております。唱題行の前には毎回、若い僧侶による法話と貫首様の講評もあります。詳しくはこちらの「法話と唱題行の会」をご覧下さい。
最終日曜日 法話と写経の会
どなたでもご参加戴けます。午前9時より開始 写経終了後に納経法要。詳しくはこちらの「法話と写経の会」をご覧下さい。
12日・21日 信行会例会
信行会の方々の例会を行います

※諸般の事由により行事等は変更される場合があります。詳しくは「今後の行事」でお確かめ下さい。

月ごとの行事

 1月の行事
1月1日~6日 初詣
1月1日午前0時より厄除け開運の御祈祷をいたします。また、車御祈祷所において交通安全祈願も行われます。  本門寺の古い言い伝えによると、その昔池上近郷に長い間雨が降らず人々が大干ばつに苦しんでいたとき、本門寺から飛来した鳩がつつく岩の下を掘ると不思議なことに清水がこんとんとわき出しました。乾いた田畑はたちまち潤い人々はこの大干ばつから救われたと伝えられます。以来、近郷の人々は本門寺の鳩を福鳩と呼ぶようになりました。本門寺ではこの伝説にちなみご参拝の皆様に、ご一家の開運、幸福を招く縁起物の御守りとして「福鳩守」を元日から節分までの間、頒布しております。
1月第二月曜日 成人祈願会
1月の第2月曜日は成人の日です。成人になったことを自覚し、自ら生き抜こうとする青年を祝い励ます日で、日本各地で該当する男女青年のための式典が行われますが、本門寺では、身体健全、所願成就等の御祈願をお受けしています。 また朗峰会舘では写真撮影、会食等をお受けしております。(写真は、同日に行われる大森土木鳶建設組合の皆さんによるはしご乗り奉納)
 2月の行事
2月2日 節分・豆まき
本門寺では節分に追儺式法要と福男・福女による豆まきを行い、その年1年間の家内安全、身体健全、所願成就をご祈願いたします。歳男歳女を多数募集しておりますので年齢にこだわらずご参加下さい。(節分は年により2日か3日になります)
2月15日 釈尊涅槃会
今からおよそ2400年前の紀元前383年(紀元前386・同486等の諸説あり)の2月15日、お釈迦様は北インドのネパールとの国境に近いクシナガラという町で、80歳をもって涅槃に入られた。
涅槃とは、インドの言葉の「ニルヴァーナ」の音訳で、もとの意味は「火が吹き消された状態」を差すといい、人間の心の中にある煩悩の火が消えた状態が涅槃の境地であり、死を意味する言葉ではなかったが、転じて「煩悩を消滅し悟りを開かれたお釈迦様の死に限り涅槃」と言うようになったという。
病をおして伝道を続けられたお釈迦様は、死期の近いことをさとり、沙羅双樹のもとに横になり、涅槃に入られたが、このとき、お釈迦様との別れを惜しむ52類(人間はもとより、鳥、虫、獣、諸天諸神等)の生類が参集して悲しみにつつまれた、と仏伝は伝えている。
本門寺では、本殿に「釈尊涅槃図」をまつり、本門寺役課・学僧・参拝者一同、お釈迦様の涅槃を想い、法華経・御題目を唱和、信行会が和讃を奉じ、お釈迦様の大恩に感謝します。
2月16日 日蓮聖人降誕会
日蓮聖人は、貞応元年(1222)2月16日安房の国長狭郡東条郷小湊(現 千葉県天津小湊町)において、父貫名重忠、母梅菊の子としてお生まれになられました。
聖人がお生まれになられたとき、不思議なことに清水が湧きいで、蓮が咲き、海では鯛が踊ったと伝えられています。これらの奇譚を伝えるかのように、今でも小湊の妙の浦には鯛が生息して天然記念物として保護されており、聖人御誕生をお祝いしているかのように泳いでいます。
池上本門寺では、2月16日午前11時より大堂に於いて御宝前に鯛や果物、野菜、菓子等の供物をお供えして法華経、御題目を唱和、聖人の御降誕をお祝いいたします。
 3月の行事
3月春分の日 春季彼岸会法要
3月と9月の春分・秋分の日を挟んだ一週間はお彼岸です。本門寺では彼岸の入りの日に池上奉賛会復興丹精者先祖代々追善法要が営まれます。午後2時本殿に於いて奉賛会会員が参列し、戦後の本門寺復興に尽くされた物故者並びに各家先祖代々へ追善供養を捧げます。
またお彼岸のお中日には午後1時より法話、2時より檀信徒各家先祖代々追善法要が厳修され檀信徒各家先祖の霊に供養を捧げます。
彼岸の中日は祝日ということもあり、境内は花と線香を手に墓参りに向かう家族連れで賑わいます。ご先祖への感謝を想うひとときです。
 4月の行事
4月第一土・日 春まつり
今から2500年前の4月8日に仏教の祖お釈迦様が誕生されました。インドのルンビニー園でお生まれになられたお釈迦様に天より甘露の雨が降り注いだと言われています。
今でも4月8日には誕生仏に甘茶をそそぎ、お釈迦様のお誕生を祝う「花まつり」を行っております。
 花まつりパレード・コンサート
本門寺では、4月第1日曜日に花まつりを行います。朗子鼓笛隊を先頭にたくさんの花の精のよい子が花御堂を乗せた白象車を引いてパレード。本殿にて灌仏法要、引き続き合唱団による花まつりコンサートが開かれます。また大堂前では無料甘茶接待が行われます。
4月日曜日 春まつりマラソン
毎年4月の日曜日に、池上本門寺花まつり家族健康マラソン大会が開かれます。
このマラソン大会はお釈迦様の誕生をお祝いする「花まつり」と境内の桜の観賞を兼ねて健康を謳歌しながらのマラソンを楽しんでもらおうという趣旨で、昭和53年に始められました。境内では大変なにぎわいをみせています。
4月27日~29日 千部会
4月28日は、日蓮聖人が初めて御題目(南無妙法蓮華経)をお唱えになられた、立教開宗の御聖日です。本門寺では、これを記念して、4月27日から3日間、法華経一部(八巻二十八品)を読誦して、報恩法要をいたします。
 5月の行事
GW期間 植木市
毎年恒例となっている本門寺の千部会に合わせて開かれる植木市。 本門寺境内、五重塔前の道路に、花屋さんや露店が出て賑わいます。
5月12日 伊豆法難会
日蓮聖人があわれた松葉ヶ谷法難ののち、焼き討ちにあった草庵は信者の力で再興され、日蓮聖人はそれまで以上に他の教えの間違いを問い正しました。これを良く思わない幕府は、弘長元年(1261)5月12日、聖人を捕らえ由比ヶ浜から伊豆の伊東へと流したのでした。
この法難を「伊豆法難」といい、本門寺では毎年5月12日午前11時より大堂に於いて聖人を偲び、報恩の法要を行っています。
 6月の行事
6月中の土・日 一泊てらこや
毎年6月に、一泊二日の日程で、本門寺に於いて「一泊てらこや」が行われます。
小学校3年生から6年生の一般の子供たちが本門寺に宿泊し、唱題行や朝のお勤めを通して、様々な命に感謝し、自分でできること等の目的を見つける2日間です。
 7月の行事
7月7日 盂蘭盆施餓鬼会法要
本門寺では7月7日午後2時より本殿に於いて盂蘭盆施餓鬼会法要が営まれます。
参列する檀信徒と共に読誦唱題をささげて、各家先祖代々の霊、新盆の霊、戦争災害、交通事故等殉難の霊、法界万霊に供養の心を捧げます。
お盆はお釈迦様の十大弟子の一人、目連尊者が餓鬼界で苦しむ亡き母親をお釈迦様の教えに従って雨安居(雨季の間、一定の場所に留まって僧侶が修行すること)が終わる7月15日に大勢の僧侶に施しをして、亡き母を供養してもらい、餓鬼界から救われたことに由来しています。
花や線香を手にした参詣者は、墓前において手を合わせ、感謝の誠を捧げます。
7月13日~16日 お盆
供養されない死者の霊は餓鬼道に墜ちて飢渇の責苦を受けるとされ、このような霊に飯食を供養して救うための法会で、盂蘭盆経にもとづく先祖供養の行事です。
一般に7月13日の「迎え火」から始まり、15日(16日)の「送り火」に終わるとされています。地域によって8月に月おくれの盆を行うなど、期日は一定していません。
土用の丑の日 ほうろく加持
毎年土用の丑の日に本門寺仁王門脇の長栄堂で、ほうろく祈祷会が行われます。
ほうろく祈祷会とは、頭の上に御守りを乗せ、更にほうろく皿をかぶせて、その上で藻草を焚き、お加持をいただき、頭痛よけと暑中の息災をお祈りするという、日蓮宗独特の御祈祷です。
どなたでも御祈祷は受けられますが、一人、1000円以上の御志納をお願いいたします。
 8月の行事
8月4・5日 みたま祭・盆踊り
本門寺大堂で先祖代々の精霊、戦死病没、風水災害、交通事故等殉難の精霊等、日頃供養を受けることの少ない無縁の精霊に対して経木塔婆に戒名、俗名等を書き入れて追善供養の「みたま祭り」をお勤めし、冥福をお祈りいたします。
また、8月4・5日の両日、境内に於いて、盛大な盆踊り大会が行われ、本門寺オリジナル団扇の無料配布と小学生以下先着700名にもれなく景品の当たるくじ引きが行われます。先祖を想い感謝するお盆は日本人にとって、心のお祭りです。
8月27日 松葉谷法難会
日蓮聖人が『立正安国論』を幕府に献上し、法華経信仰を勧めたところ幕府はこれを無視し、ついには日蓮聖人に反感を持つ大勢の暴徒によって松葉ヶ谷(鎌倉)にあるご草庵を焼き討ちにあわせました。
本門寺では日蓮聖人の徳を偲んで、毎年8月27日午前11時から大堂に於いてこの松葉ヶ谷法難会を行っています。
 9月の行事
9月12日 龍口法難会
文永8年(1271)9月12日、讒言により幕府に逮捕された日蓮聖人は、龍口処刑場へと引き立てられました。諸天善神の加護により難を免れた聖人を偲び、報恩の法要を大堂にて11時より営みます。
この法難は、「刀尋段段壊」(法華経の行者には刀が折れて通じない)と、七難を免れる功徳を実証した現象として伝えられています。
秋分の日 秋季彼岸会法要
3月と9月の春分・秋分の日を挟んだ一週間はお彼岸です。
本門寺では彼岸の入りの日に池上奉賛会復興丹精者先祖代々追善法要が営まれます。午後2時本殿に於いて奉賛会会員が参列し、戦後の本門寺復興に尽くされた物故者並びに各家先祖代々へ追善供養を捧げます。
またお彼岸のお中日には午後1時より法話、2時より檀信徒各家先祖代々追善法要が厳修され檀信徒各家先祖の霊に供養を捧げます。
彼岸の中日は祝日ということもあり、境内は花と線香を手に墓参りに向かう家族連れで賑わいます。ご先祖への感謝を想うひとときです。
 10月の行事
10月11日~13日 お会式(12日夜・万灯練供養)
全国各地で日蓮聖人がお亡くなりになられた10月13日を中心に御会式が営まれていますが、御入滅の霊跡である池上本門寺の御会式がもっとも盛大に行われており、特に12日晩の御逮夜に繰り出される万灯練り行列には30万人の参拝者が本門寺を訪れ、聖人に報恩の誠を捧げます。
11日午前11時から歴代先師聖人並びに池上法類・池上護山会先師報恩法要が、午後2時より納経十種供養式法要が営まれます。
12日午前10時から宗祖御更衣法要が営まれ、聖人の御衣を夏物から冬物の御衣にあらためます。午後2時からの宗祖報恩御逮夜法要には全国から集まった大勢の参詣者や団参で大堂が埋め尽くされます。午後6時、池上徳持会舘から本門寺までの約2キロにわたって百数十講中、総勢約三千人もの万灯練り行列が池上の町を練り歩き、深夜にいたるまで賑やかな一日となります。
13日午前8時、御正当報恩法要(臨滅度時法要)では聖人入滅時に六老僧日昭聖人が打たれた臨滅度時の鐘にならい、貫首の手により静かにそして厳かに鐘が打ち鳴らされます。
10月下旬 お風入れ
年に一度の本門寺御霊宝御風入れ式が霊宝殿で行われます。
御霊宝御風入れ式とは本門寺に格護されている日蓮聖人直筆の大曼荼羅御本尊をはじめ、本門寺開基檀越の池上兄弟(宗仲公・宗長公)に聖人が書き与えられた「兄弟抄」(重文)や昭和20年4月の戦災空襲の中から奇跡的に難を免れた宝物等を虫干しする儀式をいい、一般参詣者にも公開されます。
 11月の行事
10月下旬~11月末 七五三発育円満祈願
七五三は、子供たちにとって人生で最初の晴れ姿。本門寺では心をこめて発育円満を祈願いたします。
祈願料5000円 お守り・千歳飴授与
また朗峰会館ではオリジナル七五三プランもございます。朗峰会館「オリジナル七五三プラン」についてはこちらをご覧下さい。
11月11日 小松原法難会
文永元年(1264)11月11日に日蓮聖人は安房の小松原の地で地頭東条景信の待ち伏せを受けて襲われました。この時に弟子の鏡忍房と信徒の工藤吉隆が討死し、聖人自らも刃傷を頭に負われ、九死に一生を得ました。聖人は、この法難を経て着々と法華経の現文を身に読み弛みのない法華経の行者の自覚を得たと考えられます。
本門寺では11月11日午前11時より聖人の法難を偲び、報恩の法要を大堂にて営みます。
 12月の行事
12月第二日曜日 朗子の森バザー
朗子クラブ主催のバザーでは、日用雑貨から醤油、砂糖等、掘り出しものが多く出店されます。またバザー会場には模擬店やゲームコーナーも開かれます。
午前11時より朗子会館四階で行われます。
12月中旬 茶筅供養
各流派にわたり広く多くの皆様方にご参加いただける茶筅供養会です。一年間お世話になった茶筅をはじめ、お道具に感謝し茶道隆昌をお祈りいたします。
午前11時より大堂において法要、茶席も客殿において午前9時30分~午後3時まで行われます。
12月31日 除夜の鐘
荘厳な鐘の響きに行く年の心の垢をはらい、清浄な心で新年を迎えましょう。
12月31日午後11時より鐘楼前にて整理券を配布します。先着600名まで。

※諸般の事由により行事の日程等が変更される場合があります。詳しくは「今後の行事」でお確かめ下さい。